
<日本生命セ・パ交流戦:西武2-1中日>◇14日◇ベルーナドーム
西武与座海人投手(29)が、今季最長7回途中まで投げ、1失点で2勝目を挙げた。
下手投げ右腕は、ストライク先行でテンポ良くゾーンに投げ込み、フライアウトを量産。「初回から押すところは押して、引くところは引いてっていうピッチングはできていた」と味方の先制点を背に、序盤から主導権を握り続けた。
1点リードの6回に右越えソロを浴び、7回には安打などで1死一、二塁のピンチを招いて途中降板となったが、救援陣がリードを守って約1カ月ぶりの白星をつかんだ。
試合後は交流戦チーム初アーチの長谷川信哉外野手(23)と、金色の大きな鎖に球団マスコットレオのチャームがついた「ビッグチェーンネックレス」を首にかけてお立ち台に登壇。
27589人のファンが見守る中、今季全5試合でバッテリーを組んでいる牧野翔矢捕手(24)へ「毎試合(配球を)工夫してくれて、僕もそれにつられていい投球ができています」と感謝を述べた。