
<日本生命セ・パ交流戦 楽天3-2阪神>◇13日◇楽天モバイルパーク
決勝打を放った楽天武藤敦貴外野手(23)が、ヒーローインタビューで大ボケをかました。
10日に再昇格してから初めて出場した一戦。1点を追う4回2死二、三塁、阪神村上から逆転の2点適時三塁打を放ち、この一打でチームを勝利に導いた。
武藤は3勝目を挙げた先発ハワードとともにお立ち台に上がると、インタビュアーから喜びのコメントを求められ、ゴニョゴニョと謎の言語を発した。すかさず山口通訳が「ハワード投手に負けが似合わないと思ったので打ちました」と日本語で返答。「次から日本語でお願いできますか」とインタビュアーから“注意”を受け、「イエス、イエス」とおどけてみせた。
インタビューは仕切り直しとなり、決勝打の場面について話を振られると「最高でーす!」と絶叫。この日は阪神ファンが右翼席をぎっしり埋めた。「阪神、めちゃくちゃ応援の声でかいんですけど、明日から楽天も声出して頑張っていきましょう!」と、プロレスラーばりのパフォーマンスでスタンドを沸かせた。