
<日本生命セ・パ交流戦 楽天-阪神>◇13日◇楽天モバイルパーク
楽天スペンサー・ハワード投手(28)が、苦しみながらも試合を作った。
2回2死二塁から阪神3番森下に先制適時打を許す。さらに二盗とボークで森下に三塁まで進まれ、4番佐藤輝には8球粘られて四球。なおも2死一、三塁から大山に左前適時打を打たれ、点差を2点に広げられた。
4、5回は先頭に出塁されたものの無失点。持ち味の制球力をこの日は発揮できなかったが、5回102球、6安打2失点3奪三振でまとめた。球数は来日最多で100球を超えるのも初。3四球は自己ワーストだった。
ハワードは「少し苦しい場面もあったけど、今日出せる自分のベストは出したつもりだよ。チームが逆転してくれたおかげで、リードした状況で中継ぎのピッチャーにつなぐことができたことは良かったかな」と落ち着いた表情で話した。