
エンゼルスで大谷翔平投手(30)とプレーし、現在ロッキーズに所属しているミッキー・モニアク外野手(27)が、フリーランスの記者タイラー・ボロンスキー氏のインタビューに11日(日本時間12日)までに応じた。
映像はボロンスキー氏のXで公開。モニアクは22年途中に、パイレーツからエンゼルスへ移籍し、大谷と同じユニホームを着た。当時から「ミッキーマウスポーズ」などで親交は深く、今季は4月15日(同16日)の対戦で再会していた。
モニアクはインタビューで、大谷について印象を問われると「見たままの通りだよ。ユニコーンみたいな存在で、特別なんだ。長い間、彼のプレーを近くで見てきたし、彼が中5日でマウンドに上がると、7回を投げてヒットを2本打つんだ。僕らのような野手にとっては、1日4打席を戦い抜くだけでもすごく大変なのに、それに加えて投げるなんて、別次元の話だよね。一生に一度出会えるかどうかの選手。だから、今こうして彼を見られる時間を大事にしないといけない。」と語った。
続けて「彼が一番すごいと思うのは、本当に気取らない1人の仲間だということ。言葉の壁はもちろん少しあるけど、彼とはすごくいい関係を築けたんだ。今でも彼に会えば、ハグを交わして近況を語り合えるような、そんな関係でいられる。間違いなく孫にも『史上最高の選手の1人と一緒にプレーしたんだ』って誇れるよ」と、大谷の人柄を話した。
モニアクは2016年にドラフト全体1位指名でフィリーズに入団し、20年にフィリーズでデビュー。22年8月にノア・シンダーガード投手とのトレードでエンゼルスに移籍し、昨季は124試合に出場し打率2割1分9厘、14本塁打、49打点だった。
今季は開幕前の3月25日(同26日)に、エンゼルスを電撃解雇。オープン戦は21試合で打率1割9分2厘、2本塁打、9打点、3盗塁と低調だった。同26日(同27日)には、ロッキーズと1年125万ドル(約1億8100万円)で合意したとMLB公式サイトが伝えた。
ドジャースと同じナ・リーグ西地区で12勝55敗と最下位に沈むチームの中で、打率2割1分9厘、6本塁打、17打点、2盗塁、OPS(出塁率+長打率).678としている。