
J2のジェフユナイテッド市原・千葉は12日、MF風間宏矢(32)が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱すると発表した。
風間は元日本代表で川崎F、名古屋などで監督を歴任した父八宏氏(現南葛SC監督兼テクニカルディレクター)の次男。清水商を経て、12年に川崎Fに入団。大分トリニータ、FC岐阜、FC琉球を経て22年から千葉に在籍していた。今季は首位を走るチームの中で1試合の出場にとどまっていた。Jリーグ通算371試合48得点。23年6月にタレントの藤木由貴(35)と結婚したことを発表していた。
風間は高校卒業後に海外移籍を目指し、ドイツ3部のオスナブリュックへの入団が決定。だがビザ取得の問題があり、正式契約には至らなかった。父八宏氏は84年に筑波大を卒業するとすぐドイツに渡り、レバークーゼンとアマ契約。レムシャウト移籍後2年目でプロ契約を勝ち取り、92年に帰国するまで海外でのプレーを続けた。