
<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ2-6広島>◇11日◇ZOZOマリン
広島が延長12回、4時間56分の死闘を制した。最終イニングとなった12回に打線がつながった。先頭の石原が中前打で出塁すると、1死一塁から下位打線の3連打で勝ち越し。1死満塁から矢野の右前勝ち越し打が決勝打となった。さらに大盛、ファビアンの適時打などで一挙4点を奪って試合を決めた。連敗を阻止し、交流戦首位タイに浮上した。試合後の広島新井貴浩監督(48)の主な一問一答は以下の通り。
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-ヒットが出ながら、なかなか得点できない攻撃が続いたが
新井監督 総力戦で、ビジターで最後にこうやって勝ち切れたのは大きな勝利だったと思います。いろいろあったけどね。
-ミスから同点に追いつかれた7回は大瀬良投手が踏ん張った
新井監督 あそこは大きかったね。本当。大地がよく踏ん張ったと思います。前回ああいう感じだったので、今日はきっちり修正してナイスピッチングだったと思います。チームメートのミスをカバーしてくれた。あそこはすごくポイントだったと思います。
-7回の投球内容、球数を見て続投の選択は
新井監督 あそこはもう(力を)マックスでいっているように見えたからね。
-最後は打線がつながった
新井監督 いや本当みんなね、最初(スタメン)から行っていた選手も、あとから行った選手もみんなが素晴らしかったと思う。矢野も粘りながらいいヒットだったと思うし、大盛も前回のホームランもそうだし、今日もいいところ。矢野も素晴らしかったけど、大盛もすごく大きかった。この前のホームランもそうだし、代走で行っても積極的にスタート切れている。大盛の頑張りや成長、素晴らしいと思う。昨年に比べて仕掛けていく姿勢も、メンタル面も成長してきていると思う。
-7回同点に追いつかれた坂倉選手の悪送球について
新井監督 サクとまだ話せていないから握れていたのか、握れてなかったのかも分かってないからコメントできないけど、あそこは彼自身が分かっていると思う。本来だったら大地に勝ちがついてないといけないゲームだったと思うので、そこはキャッチャーの坂倉が一番分かっていると思うし、一番悔しいと思う。