
<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ2-6広島>◇11日◇ZOZOマリン
広島が延長12回の死闘を制した。最終イニングとなった12回に打線がつながった。先頭の石原が中前打で出塁すると、1死一塁から矢野雅哉ら下位打線の3連打で勝ち越し。さらに大盛、ファビアンなどの適時打でこの回4点を勝ち越した。連敗を阻止し、交流戦首位タイに浮上となった。
先発大瀬良は1回に1点を失うも、安定した投球で6回まで1安打に抑えた。1点リードの7回1死二、三塁から捕手坂倉の三塁への悪送球で同点に追いつかれ、5月14日以来の3勝目は消えた。8回以降は中継ぎ陣が無失点でつなぎ、延長11回を無失点に抑えた島内が2勝目を手にした。