
<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ6-1広島>◇10日◇ZOZOマリン
広島の連勝が3で止まった。8日西武戦で16安打10得点の打線の勢いはロッテ先発サモンズの前に沈黙した。7回まで無安打。8回先頭の上本が二塁打で記録達成を阻止し、内野ゴロの間に1点を返すのが精いっぱいだった。先発玉村は、5回まで2失点。課題とする3巡目に入った6回には、先頭からの連打で1死一、三塁とし、降板となった。代わった塹江が2死後に3者連続適時打を浴びて4失点。玉村は5敗目を喫した。試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。
-ロッテ先発のサモンズ投手に苦戦した理由は
新井監督 甘い球もけっこうあったように見えたんだけどね。適度に荒れて絞りづらかったのかな。
-フライアウトが多く、捉えた当たりもあったように見えた
新井監督 フライが多いということは、ちょっとグッと押されている感じだったのかな。真っすぐが思った以上にグッと。球威があったのかなと。
-切り替えられる結果とも捉えられる
新井監督 そうやね。しっかり明日に向けて、また準備したいです。でも、雨が降っている平日なのに、たくさんカープファンのみなさんが応援に来てくれていて申し訳なかった。明日は、いい試合をお見せできるように頑張りたいと思います。
-2番手塹江投手は精彩を欠く登板が目立つ
新井監督 ちょっと最近数試合、点を取られるというか。真っすぐでファウルが取れなくなってきている。
-上本選手のスタメン起用の狙いは
新井監督 今日(の先発サモンズ)は明らかに右打者の方が組みやすいということだったので。マリンは風もあって外野の守備も難しいので、崇司は守備もうまいし。(4回ファウルフライをフェンスに右足をかけた好捕は)ナイスプレーでしたね。あとは足も絡めて(攻略したい)というところも。