
<パドレス-ドジャース>◇9日(日本時間10日)◇ペトコパーク
ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場。第1打席で二塁打を放ち、6試合連続安打をマークした。
第1打席は右腕ピベッタと対戦。パドレスファンの大ブーイングが響き渡る中、フルカウントから高めの直球を捉え、右中間を破る今季11本目の二塁打とした。あっという間にフェンス手間まで転がる一打は、打球速度111・2マイル(約179キロ)、飛距離342フィート(約104メートル)だった。
大谷は1死からフレディ・フリーマン内野手(35)の右翼線二塁打で先制のホームを踏んだ。
第2打席は2-2の2回2死、カウント2-2から真ん中付近の直球に手が出ず、見逃し三振に倒れた。
ペトコパークでは相性が悪く、12試合で打率1割3分3厘、1本塁打、2打点、OPS(出塁率+長打率).564と苦手としている。
今季は試合前時点で打率2割9分3厘、23本塁打、39打点、11盗塁、OPS1.021としている。5試合連続安打を記録しており、7試合ぶりの24号が出れば、メジャー通算249号となり、同250号に王手をかける。
首位ドジャースは、2位パドレスと1ゲーム差。この日からの3連戦だけでなく、17日(同18日)から4連戦を控え、7試合を予定している。昨季はポストシーズン(PS)の地区シリーズ優勝決定戦(NLDS)で激突し、ドジャースが1勝2敗と後がない状況から連勝。そのままワールドシリーズ(WS)制覇まで駆け上がった。