
<パドレス-ドジャース>◇9日(日本時間10日)◇ペトコパーク
ライバル同士の一戦は、初回から激戦を漂わせた。
先攻のドジャースは右腕ニック・ピベッタ投手(32)に対し、1番大谷翔平投手(30)が二塁打で出塁すると、1死からフレディ・フリーマン内野手(35)の右翼線二塁打で先制。さらに1死一、三塁からウィル・スミス捕手(30)の右犠飛で2点を先制した。
だが、パドレス打線もドジャース先発ダスティン・メイ投手(27)へ猛反撃。スーパースターの1番フェルナンド・タティス外野手(26)、続く3年連続首位打者のルイス・アラエス内野手(28)が連打。3番チームリーダーのマニー・マチャド内野手(32)が、反撃の適時二塁打を放つと、昨季新人王のジャクソン・メリル外野手(22)が、同点の中犠飛を放った。
首位ドジャースは、2位パドレスと1ゲーム差。この日からの3連戦だけでなく、17日(同18日)から4連戦を控え、7試合を予定している。昨季はポストシーズン(PS)の地区シリーズ優勝決定戦(NLDS)で激突し、ドジャースが1勝2敗と後がない状況から連勝。そのままワールドシリーズ(WS)制覇まで駆け上がった。