
日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長(48)が9日、大阪・関西万博のインドネシアパビリオンを視察した。
10日に26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選で対戦する前に、敵情視察。インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長に迎え入れられ、館内を案内された。
「インドネシアは見たことあるけれど、これだけでっかい国で国内だけで8時間かかる移動の距離があったりとか、700の言語があったりとか、そういう国を束ねていく代表チームとして活動していくことの難しさはあるやろなあと感じました」
サッカー人気が高く、日本育成システムなども参考に、発展に尽くしているという。「我々も一緒にやることをやっていきたい」とともに成長していく。
代表チームは5日の敵地オーストラリア戦で最終予選初黒星を喫し、今回は負けられない戦いとなる。「代表の試合は勝たなあかんと、選手も経験が少ないとはいえ理解してくれた。しっかりパフォーマンスとして出してほしい」と願った。【佐藤成】