
<タイガース4-0カブス>◇8日(日本時間9日)◇コメリカパーク
カブス鈴木誠也外野手(30)は4打数無安打で2試合ぶりの無安打に終わり、チームもわずか4安打の完封負けとなった。
鈴木は敵地でのタイガース戦に「3番左翼」で出場。昨季ドジャースに所属した先発右腕フラーティに対し、1回2死走者なしの第1打席は1ボール2ストライクからの5球目ナックルカーブをファウルチップの三振、2-0の4回無死一、二塁の第2打席は見逃し三振、6回1死走者なしの第3打席は0ボール2ストライクと追い込まれてからの3球目フォーシームを右飛だった。救援右腕ケンリーと対した8回2死走者なしの第4打席はチェンジアップを空振りの3球三振だった。
前日7日は2本塁打を放ったが、この日は4打数無安打、3三振で、打率は2割6分4厘となった。
チームは、8番ホーナーが5回に内角低めの微妙なコースをストライクと判定され見逃し三振となった際、球審に嫌みを言ったため退場処分を受ける波乱があった。ホーナーは現地メディアの囲み取材に「球審には、今日はずいぶん良くない日だねと言っただげ」と明かした。
クレイグ・カウンセル監督は「あれは退場処分にするような発言ではない。試合の結果に影響を及ぼすような退場をするべきではない」と憤慨した。