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【阪神】伊原陵人「なんとか」同郷同学年の曽谷に投げ勝ち5勝目「映像見ていた」防御率は0.99に


阪神タイガースはオリックスとの関西ダービー第3戦で8-1の圧勝を収め、シリーズを3連勝で終えました。先発した伊原陵人投手は5回を投げて6安打1失点(自責点0)と好投し、今季5勝目を挙げ自身の連勝を4に伸ばしました。試合では、毎回走者を出しながらも粘りを見せ、失点は4回の1点のみで、防御率も0.99に改善しました。対戦相手となったオリックスの曽谷との競り合いや守備の援護もあって、堂々とした投球を見せました。監督もその働きを称賛しており、今後の活躍にも期待が寄せられています。

阪神対オリックス オリックスに3連勝し岩貞(左)からウイニングボールを手渡された伊原(撮影・加藤哉)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神8-1オリックス>8日◇甲子園

阪神伊原陵人投手(24)が関西ダービー3連勝を導く力投を見せた。5回6安打1失点(自責点0)とゲームをつくり、今季5勝目。これで自身4連勝となった。初の交流戦登板となりながらも変わらず、堂々と腕を振った。

「今日はなんとか、という感じです。本当に野手に守ってもらって、なんとか最少失点でいけたかなと思います」

毎回走者を許した展開だった。4回2死二塁。6番頓宮に中前打を浴び、中堅近本がファンブルした間に唯一の失点を喫した。ただ、同学年森下からの3ランなど援護も受けながら、この回以外ではキッチリ無失点。この日で防御率も0・99まで良化した。規定投球回こそ3回1/3イニング届いていないが、抜群の安定感を見せ続けている。

相手先発の曽谷は同学年。自身と同じ奈良出身で、左腕というところまで同じだ。伊原が曽谷の存在を知ったのは、大学時代の全国大会進出時。「いいピッチャーというのは知っていた。映像を見たりはしていましたね」。現在も深い面識があるわけではないが、意識せずにはいられない存在。試合前にも「しゃべってはないですけど、合図は送りました」と軽いやりとりはあったという。

「いい刺激を送り合えると思う。スピードボールや変化球、僕より良いボールを持っている。吸収できるところは吸収して、学べるところは学びたい」

リスペクトする同学年同郷選手との対決。この日は伊原に軍配が上がった。

藤川監督も「彼らしくやってくれたと思いますね。関西で育って、社会人もずっと関西。関西ダービーの最後がタイガースドラフト1位の伊原で。素晴らしい1日になったんじゃないですかね」と目を細めたゲーム。即戦力左腕が、申し分ない働きを見せている。【波部俊之介】

▽阪神ネルソン(7回に3番手で登板して3者凡退)「大体は自分の思い通りに投げられました。(代打攻勢は)まだあまり相手のことが分からないから、1人の打者として見ていただけ。代打は問題なかったです」

▽阪神及川(4番手で8回を無安打に抑え5試合連続無失点)「なんとか若い者でカバーして、石黒も初ホールド取りましたし、全員で。大智さん(石井)が安心して帰ってくる状況を作って迎えられたらなと思います」

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