
<日本生命セ・パ交流戦:巨人-楽天>◇8日◇東京ドーム
楽天藤井聖投手(28)が、6回4安打1失点と好投したが、今季3勝目は逃した。
随所に藤井らしさを発揮した。両コーナーを厳しく突きながら、巨人打線に的を絞らせず。内角へのクロスファイアで、リチャード内野手(25)のバットを2度へし折った。
4回に岸田に先制の右前適時打を浴びたが、中堅辰己の好捕、右翼小郷の三塁への送球による補殺など味方の好守にも助けられながら、6回を最少失点に抑えた。
藤井は「岸田選手のところですね。追い込んでから簡単に打たれてしまったその1球が反省ですね」とコメントした。