
日本代表が7日、大阪・堺市内で26年FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選インドネシア戦(10日、パナスタ)に向けて調整した。
オーストラリア戦で出番のなかったMF三戸舜介(22=スパルタ)は、次戦でのA代表デビューへ意欲を示した。
昨夏のパリオリンピック(五輪)代表。今季は31試合5得点1アシストと結果を残し、夢の舞台にたどり着いた。ただ今回は主軸が疲労を考慮されて選外となり、新戦力が多く選出された。「今回入ったのも予想外というかA代表は現実的ではなかった」とアピールが必要な立場であることは理解している。
主戦場の左サイドは、MF三笘薫(28=ブライトン)が絶対的なレギュラーに君臨し、次ぐ2番手でもMF中村敬斗(24=スタッド・ランス)がいる激戦区。自身はパンチ力のあるミドルシュートや俊敏性で違いを見せていく。「カットインからのロングシュートは特長。(インドネシア戦では)何かしらの数字、結果を残したい。自分がこういうことができるんだといろいろなところでみせたい」と意気込んだ。【佐藤成】