
<日本生命セ・パ交流戦:阪神8-2オリックス>◇7日◇甲子園
阪神近本光司外野手(30)が通算1000安打をマークした。残り3安打から固め打ちで決めた。プロ野球323人目。18度目のマルチ安打を決めて迎えた1点リードの7回1死一、二塁。オリックス先発宮城のインコースへの143キロストレートを振り抜くと打球は右翼線へ。チームに中押し点を運ぶ適時二塁打で大台に乗った。
▼通算1000安打=近本(阪神) 7日のオリックス2回戦(甲子園)の7回、宮城から右二塁打を放って達成。プロ野球323人目。初安打は19年3月29日のヤクルト1回戦(京セラドーム大阪)で小川から。近本は7年目、861試合で達成。試合数では99年イチロー(オリックス)の757試合が最速で、近本は日本人8位(外国人選手も含めると14位)のスピード記録。年数は15年マートン(阪神)の6年目が最も速く、日本人では64年長嶋(巨人)ら10人の7年目に並ぶ最速タイ。
日本人選手の通算1000安打到達スピード上位は以下の通り。(所属は達成時)
(1)イチロー(オリックス)
=99年 757試合
(2)青木宣親(ヤクルト)
=10年 770試合
(3)松井稼頭央(西武)
=01年 818試合
(4)長嶋茂雄(巨人)
=64年 849試合
(5)高橋由伸(巨人)
=04年 850試合
(6)野村謙二郎(広島)
=95年 857試合
(7)青田昇(巨人)
=51年 860試合
(8)近本光司(阪神)
=25年 861試合
(9)小笠原道大(日本ハム)
04年 862試合
(9)川崎宗則(ソフトバンク)
=10年 862試合
(11)藤村富美男(阪神)
=50年 864試合