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【ソフトバンク】柳町達が4安打2打点 52日ぶり3位浮上の立役者 チームけん引する選手に


ソフトバンクの柳町達外野手が、ヤクルト戦で4安打2打点を記録し、チームの8-1の大勝に貢献しました。開幕当初は2軍でのスタートでしたが、柳町はチームの故障者続出を受けて4月に昇格し、以降はレギュラーとしての地位を確立しています。この試合で打率を.357まで上げ、次の試合で規定打席に到達すれば首位打者に浮上する見込みです。柳町の活躍はソフトバンクの逆転連覇を狙う上で重要な要素となっています。監督の小久保は柳町を称賛し、チームの牽引者として期待しています。

ヤクルト対ソフトバンク 6回表ソフトバンク2死二塁、右前適時打を放つ柳町(撮影・河田真司)

<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト1-8ソフトバンク>◇7日◇神宮

今日首位打者です! ソフトバンク柳町達外野手(28)が、4安打2打点の大活躍で8得点大勝&52日ぶりの3位浮上を導いた。「日本生命セ・パ交流戦」のヤクルト戦で先制打やダメ押し打など、慶大時代の“庭”だった神宮で大暴れ。打率を3割5分7厘に上げ、今日8日の同戦で4打席以上立てば規定打席に到達し、一気に首位打者に浮上する。開幕2軍スタートから逆襲し、6年目の大ブレーク。逆転2連覇を目指す小久保ホークスに、欠かせない存在になっている。

   ◇   ◇   ◇

柳町は心地よさそうに汗をぬぐった。慶大時代から慣れ親しんだ神宮でのヒーローインタビュー。タカ党の大歓声を浴び、「いや~。いい景色だなと。ちょっと4本はできずぎだなと思います。自分でもびっくりするぐらいです」と感激しっ放しだった。プロ2度目の1試合4安打で8得点大勝に貢献。余韻に浸った。

初回から快音を響かせた。ヤクルト先発吉村に対し、フルカウントからの10球目を中前打。「粘った中で対応できた」。0-0の3回2死二塁では先制の適時三塁打。6試合連続の複数安打としたが、満足はしていなかった。1-1の3回は先頭で右前打を放ち、打者一巡の猛攻で巡った2打席目は8点目の右前適時打。6月は月間打率6割と絶好調だ。要因を問われ「ん~」と考え、「必死に打っています」とにっこりだ。

プロ6年目の今季は開幕2軍スタートだったが、チームに故障者が続出して4月1日に緊急昇格。少ないチャンスを生かして好調街道が始まり、同23日から25試合連続スタメン出場を続ける。バットは打ちでの小づちと化し、控えから一転、レギュラーの風格すら漂い始める。小久保監督も「外せない選手から、チームをけん引する選手に変わりつつある」と最大級の賛辞を送った。

打率は3割5分7厘に上昇。今日8日のヤクルト戦で4打席以上立てば規定打席に到達し、両リーグトップへ躍り出る。現在3割2分3厘でオリックス太田は故障離脱中。3割打者自体が少ない今季のプロ野球で、2位以下に大きく差をつけての急浮上となりそうだ。それでも「ただの途中経過なので。目指すところは最後の最後に名前が載っていることだと思う」と過信も慢心もない。

チームは今季最多タイの貯金3で、4月16日以来52日ぶりの3位浮上。首位日本ハムとも2・5ゲーム差に縮めた。逆転でのリーグ連覇へ、大ブレークを予感させる背番号32が頼もしい。【佐藤究】

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