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【中日】井上監督「同点になったらもう腹くくるしか…」ベンチ手薄も代打攻勢で一気にサヨナラ


中日は9回裏2死満塁からサヨナラ押し出し四球でロッテを破り、今季2度目のサヨナラ勝ちを決めた。試合は2点ビハインドで迎えた9回にドラマティックな展開。代打やヒットでつなぎ、岡林勇希が同点打を放ち、その後田中幹也がサヨナラ四球を選ぶ。井上一樹監督の勝負をかけた采配が功を奏し、ホームでの勝利を手にした。チームの交流戦成績は2勝3敗となった。

中日対ロッテ 9回裏中日2死満塁、田中(中央)はサヨナラ押し出し四球を選び石川昂らと喜ぶ(撮影・森本幸一)

<日本生命セ・パ交流戦 中日4-3ロッテ>◇7日◇バンテリンドーム

中日が9回2死走者なしから2点差をひっくり返し今季2度目のサヨナラ勝ちを決めた。井上一樹監督(53)は「今年一番勝負をかけた」と代打攻勢で勝負をかけた。

2点を追う9回2死走者なしで7番大島洋平外野手(39)が左前安打で出塁、代打ブライト健太外野手(26)の死球で一、二塁とした。ブライトは右膝に死球を受けもん絶。ベンチへ治療に戻ったが「代走尾田」は選択しにくい状況だった。

この日はオルランド・カリステ内野手(33)が体調不良でベンチにいなかった。「彼がいなかったんで、要はもう本当にベンチの予備軍が1人いなかったんですよ。だからそこでもう、『うわ、これは…』と思ったんですけど、だからそこそ勝負をかけてみたっていう形で」と、8番のところで代打石川昂弥内野手(23)を起用。中前適時安打で1点差にすると、投手の打順で代打石橋康太捕手(24)が四球で満塁とした。ベンチの野手は尾田剛樹外野手(24)1人しか残っていなかった。

岡林勇希外野手(23)がバットを折りながら右前へ同点適時打。田中幹也内野手(24)がサヨナラとなる押し出し四球を選んだ。「同点になった場合は、『もうこれ、もう腹くくるしかないぞ』と思ってやったんですけど、ほんとにいい形でみんながつないで、はい、もうホッとしてます」と延長に持ち込まず一気にひっくり返したナインをほめた。チームは交流戦2勝3敗とし、借金は4となった。

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