
<カージナルス-ドジャース>◇6日(日本時間7日)◇ブッシュスタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)らとともに23年のWBCで世界一に輝いたカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(27)が「1番左翼」で先発した。
NHKBSでは試合前のインタビューを放送。「大谷はピッチングができなくてもMVPを獲得した」などと、侍ジャパンのチームメートだったドジャースの3選手について語った。山本由伸投手(26)については「山本も去年途中ではケガもあったけど、ワールドシリーズでは素晴らしいピッチングを見せた」。右肩のインピンシメントで離脱中の佐々木朗希投手(23)には「ロウキのピッチングも見た。特別な投手だ。彼らには会いたいけど、対戦するのは嫌だね」と笑顔を見せた。
3人と対戦することになれば「目をつむってバットを振ろうか。3人とも素晴らしい投手。スカウティングリポートに頼るよ」と語った。山本は7日(同8日)に先発予定となっている。
ヌートバーは次回26年のWBCについては「また日本代表に選ばれたいと思う。前回と同じチームメートと一緒に戦えたらいいよね。まずは選ばれるだけのプレーをしなければいけない。(佐々木)朗希、大谷、山本、3人とも今はメジャーリーガー。彼らが出場するかどうかも分からない。ただあの経験は僕の人生でかけがえのないもの。ぜひもう1度味わいたいと思う」と出場を希望した。
この日の試合前には大谷と再会。グラウンド上で固い握手とハグを交わした。その後は、約5分間ほど談笑。互いにリラックスした表情で旧交を温めていた。