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【広島】末包昇大の折れたバットが打球と同じ方向に飛ぶ幸運打から同点に 名手源田も取れず


広島は西武戦で末包昇大の適時打を機に同点に追いついた。4回無死一、二塁の場面で末包の打球は、バットが折れた影響で源田が捕球できず、中前打となり走者が生還した。

広島末包昇大(2025年5月撮影)

<広島-西武>◇6日◇マツダスタジアム

広島が末包昇大外野手(29)の幸運な適時打から同点に追いついた。

2点を追う4回無死一、二塁。4番末包は西武先発高橋光成の内角150キロにバットを折られながらも投手左に転がした。打球は名手源田の正面に転がるも、打球よりも早く折れたバットの先が源田の体に向かって飛んだため、バットをよけたことで捕球できなかった打球が中堅に転がった(記録は中前打)。二塁走者が生還し、一塁走者も三塁進塁。次打者坂倉の犠飛で、同点に追いついた。

末包は「いい流れからチャンスで回ってきたので、結果的にランナーを返すことができて良かったです」と振り返った。

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