
<ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:オーストラリア1-0日本>◇5日◇C組◇第9戦◇パース
MF平河、MF俵積田、DF関根の3人が、A代表デビューを果たした。右ウイングバックで先発した平河は、MF鈴木唯との好連係で何度もサイドを突破。3バックの一角(右)を務めた関根は落ち着いた対応で守り、攻撃にも関わる持ち前のプレーを見せた。
平河とともに初招集で即先発となった俵積田も「人生で一番緊張した」という中で存在感を示した。森保監督からJリーグで縦突破が減っていることを指摘され「縦の方が相手が怖がるよ」とアドバイスを受けたという21歳は「まず縦にガンガン行こうっていう気持ちでいった」。“俵積田シフト”とも言える形で単独突破の機会が与えられた初戦は「通用するところもあった」と一定の手応えを得るものになった。ただ、決定的な仕事が少なかったことには反省。「いろんなことを盗んで、もっとレベルアップしなきゃいけない」とさらなる成長を誓った。