starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【日本代表】オーストラリアに0-1敗れ最終予選初黒星…ボール支配しながら後半45分に失点


W杯アジア最終予選で、日本はパースで行われたオーストラリア戦に0-1で敗れました。日本は既に本大会出場を決めており、新たな選手の発掘に焦点を当てた試合でした。前半から日本は一方的にボールを支配し攻め続けましたが、オーストラリアの堅い守備を崩せませんでした。多くの新しい選手が起用されましたが、効果的な結果を出せず、後半にカウンターから失点し敗戦。次はインドネシアとの試合が続きます。

オーストラリア対日本 激しく競り合う大橋祐紀(AP)

<W杯アジア最終予選:オーストラリア-日本>◇5日◇C組◇第9戦◇パース・スタジアム

【パース(オーストラリア)=佐藤成】既に8大会連続8度目の本大会出場を首位通過で決めている日本(FIFAランキング15位)が、アウェーでオーストラリア(同26位)に0-1で敗れた。後半45分にカウンターから失点。新たな戦力の発掘に焦点を当てた一戦だったが、目に見える結果を出した選手はいなかった。日本は6勝2分け1敗の勝ち点20。次戦は10日に大阪・パナソニックスタジアム吹田でインドネシア(同123位)との最終戦に臨む。

26年FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選の第9戦。MF三笘薫(ブライトン)らクラブでシーズン出場時間の多かった主軸は選外の中、前回3月の活動から14人メンバーを入れ替えた。森保一監督は7人招集した新戦力からMF俵積田晃太(FC東京)、MF平河悠(ブリストルC)を左右のウイングバックで先発起用させたほか、DF関根大輝(Sランス)も3バックの右で初出場となった。

ボランチは佐野海舟(マインツ)と藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)が組み、1トップは大橋祐紀(ブラックバーン)、右シャドーにMF鈴木唯人(ブレンビー)、3バックの中央に渡辺剛(ヘント)、GKには谷晃生(町田)。最終予選の初先発は9人となった。

主将のMF遠藤航(リバプール)やMF久保建英(Rソシエダード)はスタメンから外れ、従来のメンバーでスタートに名前を連ねたのは左シャドーのMF鎌田大地(クリスタルパレス)と3バック左のDF町田浩樹(サンジロワーズ)だけだった。

試合開始からオーストラリアが自陣に引き込む形でブロックを作ったことで、日本が8割近くもボールを握り押し込む展開が続いた。左ウイングバックに入った俵積田がドリブルで果敢に仕掛ける場面が目立ったが、ゴール前を固める相手を崩すには至らない。

前半28分に町田の縦パスからターンした鈴木がドリブルでペナルティーボックス近くまで持ち込み右足シュートを放った。しかしゴール右に外れた。

前半37分には平河がエリア外から右足で強烈なシュートを打つ。惜しくもゴール左へわずかに外れた。同43分には主将を務めた鎌田がエリア内で相手を外してシュートを打ったが、ゴール左へ。同44分に平河が左足のミドルシュートを放つが、GK正面へ。崩しきれないまま前半を終えた。

後半も膠着(こうちゃく)状態が続く。縦パスから大橋を左右に流れさせて中央のスペースへサイドの選手が流れる状況も作ったが、5バックで守るオーストラリアの組織を崩すには及ばない。同16分には大橋が右足で狙ったが、シュートはゴール右へ外れる。得点の匂いが漂わない。

森保監督が動いた。後半18分に俵積田と佐野を下げて中村敬斗(Sランス)と今回初めて10番を背負う久保を投入した。その久保が右から繰り返し鋭いクロスを送るが、中央を固められ味方につながらない。

さらに後半24分には大橋と足を痛めた渡辺を下げ、FW町野修斗(キール)とDF高井幸大(川崎F)を送り出した。日本が終始ボールを握る展開は変わらないが、組織的で堅い相手守備網を破れないまま時間だけが過ぎた。

後半35分、ゴール前で久保が相手2人を振り切り右足シュートを狙ったが、ここもわずかにゴール右へ外れた。結局、最後まで日本が圧倒的に押し込んだが、得点は生まれないまま試合終盤に。すると後半45分にカウンターを浴び、MFベヒッチにゴールを奪われた。反撃できず、0-1で敗れた。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.