
<レッドソックス11-8エンゼルス>◇4日(日本時間5日)◇フェンウエイパーク
レッドソックスがメジャー史上最短飛距離のサヨナラ弾で勝利し、本拠地でのスイープを阻止した。
9-9の同点で迎えた9回裏、1死一塁で7番ラファエラが左腕バークの初球チェンジアップを右翼ポール際に運び、サヨナラ6号2ランとなった。飛距離はわずか308フィート(約94メートル)で、MLB公式データシステム「スタットキャスト」が導入され飛距離が正式に計測されるようになった2015年以降では最短飛距離のサヨナラ弾。2番目に短いサヨナラ弾よりもさらに24フィート(約7メートル)も短いという。これはメジャーの30球場では、唯一フェンウエイパークでのみ本塁打となる飛距離。このため「史上最もチープなサヨナラ弾」とも呼ばれた。
それでも打ったラファエラは「打ったときは、フェアか入るか分からなかった。すごくうれしかった。この試合に勝つことは、僕らにとってすごく大事。だから本当にうれしい」と話した。