
セ・リーグが、4日の交流戦で3年ぶりにパ・リーグに全敗した。
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広島は、オリックスに4回に6失点で大敗。中日はソフトバンク栗原陵矢内野手(28)、野村勇内野手(28)、佐藤直樹外野手(26)の2ラン3発などで8失点を喫した。
ヤクルトは貧打に泣き、西武に連敗。阪神は日本ハムのドラフト5位ルーキーの山県秀内野手(23)のプロ初本塁打となる決勝2ランで敗れた。
巨人は先発先発の井上温大投手(24)が7回5失点でロッテに敗戦。6試合中、最後の試合だったDeNAは楽天に敗れ、“独り勝ち”を逃した。
SNSでは、パ・リーグファンはチームの勝利を喜びながらも、パ・リーグが全勝でゲーム差が変わらず、複雑な心境を吐露するファンも見られた。
初戦だった3日はロッテ-巨人戦(ZOZOマリン)が雨天中止で、セは阪神、DeNA、広島が勝利し、パはソフトバンク、西武が勝利し、セの3勝2敗だった。
ソフトバンク、西武が連勝で好スタートを切り、2日間通算ではパが8勝、セが3勝になった。
この日の各試合のスコアは以下の通り。
<ロッテ5-3巨人>◇ZOZOマリン
<日本ハム5-4阪神>◇エスコンフィールド
<楽天3-1DeNA>◇楽天モバイルパーク
<西武4-2ヤクルト>◇ベルーナドーム
<オリックス6-1広島>◇京セラドーム大阪
<ソフトバンク8-2中日>◇みずほペイペイドーム
▼4日の交流戦はパ・リーグ6球団が全勝。同一リーグの1日6勝は22年5月29日のパ・リーグ以来9度目。パ・リーグの6勝が06年5月12日、同年6月7日、07年5月22日、15年6月14日、22年5月29日に次いで6度目に対し、セ・リーグの6勝は3度しかない。