
<楽天3-1DeNA>◇3日◇楽天モバイルパーク
DeNAが楽天に敗れ、今季最長の連勝が5で途切れた。昨季から続く交流戦での連勝が8でストップし、日本シリーズを合わせたDH制の試合での連勝も10でストップ。交流戦2戦目は19年から6連敗となった。
序盤からリードを許す展開を強いられた。1回2死一、三塁から楽天渡辺佳に右翼線への2点適時二塁打で先制を許した。
さらには2回2死、小郷にソロを浴び3失点目。先発のジャクソンは試合前時点で防御率1・27と盤石だった助っ人右腕が、10試合目の先発で初めて3失点目を許した。
その後は粘りの投球で0行進を続け、7回8安打3失点無四死球。「最初の2イニングは相手が真っすぐを狙っているように感じましたし、自分の投球も浮いてしまったかなと思います。ただその後はしっかり修正できたと思います」と立ち直りながらも、2敗目を喫した。
打線は楽天先発の内に苦しんだ。2回には宮崎の四球と筒香の右翼線への二塁打でチャンスメークするも、度会、山本が倒れて無得点。3回にも無死一、二塁のチャンスを作ったが、オースティンが空振り三振、佐野が併殺に打ち取られた。
9回には藤平が先頭からの2連続四球で無死一、二塁。代打松尾の安打で1死満塁までチャンスを拡大し、2死から桑原が押し出し四球を選び2点差に迫った。しかし、5番手加治屋を前にオースティンが空振り三振に打ち取られた。牧の連続試合安打は16で止まり、佐野の連続試合本塁打も3試合で途切れた。