
<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム-阪神>◇4日◇エスコンフィールド
阪神門別啓人投手(20)の凱旋(がいせん)登板はほろ苦い結果に終わった。
北海道出身の左腕はプロ入り3年目で初めて公式戦での地元登板。初回2死三塁から郡司の中前適時打で先制を許すと、2回先頭の万波に11号ソロを被弾した。佐藤輝、大山が連続アーチで同点。しかし、直後の4回裏2死から松本に左前打を許すと、山県に勝ち越し2点本塁を被弾した。5回に2番手工藤をマウンドに譲り、4回10安打4失点。故郷に錦を飾れなかった。
今季は3年目で初めて開幕ローテーション入りを果たした。4月6日の巨人戦(東京ドーム)で初勝利。しかし、5月7日巨人戦では4回途中6失点でKOされ6試合1勝2敗、防御率4・73で同8日から2軍調整。復帰した5月28日DeNA戦(甲子園)で、5回無失点で2勝目を挙げ、凱旋(がいせん)登板をたぐり寄せていた。