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【阪神】大山悠輔が交流戦&エスコン阪神1号の決勝ソロ「明日も全員で戦う」虎の背番号3が3号


日本生命セ・パ交流戦の初戦が3日に行われ、阪神が日本ハムを1-0で破った。試合を決めたのは、6回に決勝の3号ソロ本塁打を放った阪神大山悠輔だった。試合は0-0の均衡から、大山の一打で阪神がリード。才木が先発し、1死満塁のピンチをしのいだ後、この一発が試合の鍵となった。大山はその日巨人の伝説的選手である故長嶋茂雄さんへの追悼が行われた場面で、彼がかつて背負った「3」の背番号を肩に勝利をもたらす形となった。阪神は交流戦で勢いを保ち、今季12度目の完封勝利を達成。大山のホームランをチーム全体で守り抜いたことが、連勝を延ばす要因となった。

日本ハム対阪神 6回表阪神無死、中越え本塁打を放つ大山(撮影・黒川智章)

<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム0-1阪神>◇3日◇エスコンフィールド

虎の背番号3が試合を決めた。「日本生命セ・パ交流戦」の初戦となった3日日本ハム戦(エスコンフィールド)。0-0の6回に阪神大山悠輔内野手(30)が決勝の3号ソロを放った。セ・パ首位対決の第1ラウンドは虎に軍配が上がった。この日は全5球場で試合前、長嶋茂雄さんに黙とうがささげられ、半旗や弔意を示す喪章をつけた弔旗が掲揚された。

   ◇   ◇   ◇

虎の背番号「3」がアーチをかけた。大山が放った打球は中堅フェンス上端に当たり柵越え。塁審がぐるっと手を回すと北の虎党は歓喜に包まれた。公式戦では2年ぶりとなったエスコンフィールドのダイヤモンドを1周した。

「才木が頑張って投げてくれていたので、なんとか先制したいと思っていました。しっかり自分のスイングができましたしいい結果につながって良かった」

先発才木が1死満塁の大ピンチを切り抜けた直後の6回。先頭の大山は1ストライクからの2球目を捉えた。相手3番手玉井の外角144キロ直球を振り抜き3号ソロ。決勝打となった先制弾は今季の交流戦12球団1号、エスコンフィールドでの阪神1号となった。

リーグの違う投手陣から3安打。「しっかり準備して入りました。なかなか戦わない投手ですけど、自分でしっかり準備して結果的に芯に当たったのはうれしい」と力を込めた。

この日、巨人軍終身名誉監督の長嶋さんが亡くなった。「ミスター」と呼ばれた日本球界を象徴するレジェンド。球場には半旗がかかげられ試合前には黙とうがささげられた。長嶋さんがつけた背番号3は巨人の永久欠番。直接対決は「伝統の一戦」と呼ばれ巨人と長年しのぎをけずってきた阪神の「3番」を背負う大山がアーチをささげた。

大山は「長嶋茂雄DAY」として開催された昨年5月3日の巨人戦で2打席連続本塁打をマークした縁もある。2本目はこの日と同じ「3」号だった。

チームは交流戦前からの勢いそのままに4連勝。大山の奪った虎の子の1点を守り切った。今季12度目の完封勝利で、23年以来2年ぶり12度目の球団タイ記録の3試合連続完封勝利。藤川監督は「よく大山のホームラン1本をみんなで守り切った」とたたえた。大山は「明日(4日)も全員で戦っていくだけ」。「3」が刻まれた背中でチームを引っ張る。【塚本光】

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