
<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム-阪神>◇3日◇エスコンフィールド
緊急登板した日本ハム斎藤友貴哉投手(30)の気迫のこもった投球を、ある元同僚が絶賛した。
0-0の3回1死二塁、先発古林睿煬投手(24)が急きょ降板。斎藤はブルペン内でアップのためダッシュを数回して、数球投げてからマウンドに向かった。
決して満足な準備ができたとは思えないが、まず阪神中野を低めの156キロストレートで遊ゴロに打ち取った。森下には四球を与えたが、4番佐藤輝明内野手(26)を158キロのストレートで一ゴロに打ち取った。
このシーンに、昨季まで日本ハムに在籍し現在、阪神「野球振興室」アカデミーコーチを務める江越大賀氏(32)が反応。インスタグラムのストーリーズで、斎藤が抑えた画像に「友貴哉ナイス」とのコメントを添え、紹介した。
斎藤は4回も先頭の大山に左前打を許したが、ヘルナンデスを147キロスプリットで空振り三振、豊田を147キロスプリットで中飛、木浪をカウント2-2から147キロスプリットで見逃し三振に切って取る快投。1回2/3無失点とチームのピンチを救った。
ちなみに、江越と斎藤は23年に一緒にトレードで日本ハム入りした間柄でもある。