
各チームの現在地を紹介します! 球団別に担当記者が選んだ先週のMVP、今週の見どころ、入れ替え&2軍情報、広報情報をお届けします。
【阪神】
<先週のMVP>5勝1敗と好調だったチームをセットアッパー石井が支えた。5月27、28日のDeNA戦、30、31日の広島戦と6戦中4試合に登板。27日は同点、ほか3戦はリードが2点以内の緊迫した場面で、計4回を無失点に抑えて1セーブ3ホールドをマークした。登板した全試合でチームは勝利。19試合連続無失点中で、22試合で防御率は驚異の0・38。交流戦でも勝利の方程式に欠かせない。【塚本光】
<今週の見どころ>交流戦初戦は敵地で阪神OBでもある新庄監督率いる日本ハムと、両リーグ1位同士の対決になった。4日には北海道出身の門別の凱旋(がいせん)先発登板も予定され、故郷に錦を飾れるか。3年連続セ首位で交流戦に突入する。リーグV、日本一に輝いた23年は、1位をキープして交流戦を終えた。昨年は交流戦で息切れしただけに、10のある貯金の増減も注目だ。
<入れ替え&2軍>5月28日DeNA戦(甲子園)で先発した門別に代わり、同日に中継ぎの椎葉が出場選手登録を抹消された。1日には左上肢の筋疲労のため2軍再調整となっていた桐敷が、1軍に再昇格。10日間での最短1軍復帰となった。代わってドラフト3位木下が出場選手登録を抹消。5月29日DeNA戦(甲子園)ではプロ初登板を果たし、1回1安打1失点のホロ苦デビューとなっていた。
<広報情報>7月11日~13日中日戦、同15日~17日ヤクルト戦で開催する「ウル虎の夏2025」イベントのゲストを発表した。11日から順に、山本彩、水樹奈々、上地雄輔、TAKUMA(10-FEET)、サンプラザ中野くん、梅田サイファーが試合開始前や、イニング間で甲子園を盛り上げる。