
<広島0-8阪神>◇1日◇マツダスタジアム
阪神栄枝裕貴捕手(27)が約2カ月ぶりに出場した。
9回裏の守備から捕手として途中出場。開幕から1軍に帯同し続けているが、ノーゲームとなった4月10日ヤクルト戦(甲子園)を除き、スタメンだった4月3日DeNA戦(京セラドーム)以来の出場となった。
この回から登板した4番手のニック・ネルソン投手(29)をリードして1安打無失点で試合を締めた。
栄枝は「出していただいて、ゼロのゲームをつくってきていたので、僕がここで点をとられるわけにはいかないと。ネルソンも点差は開いていても結果にこだわっていると思う。そういう気持ちで入りました。本当に僕の立ち位置はこういうところをしっかり積み重ねてやるポジションだと思うので。次いつ出てもいいように準備したいと思います」と力を込めた。
ネルソンとは「組んだことはないんですけど」と話しつつ「投げているのを見たりして頭に入っていた。きょうの相手バッターの結果とかも頭に入っていた。こういう感じでいこうというのは頭に入れていきました」と準備力の高さをうかがわせた。