
<中日4-1巨人>◇1日◇バンテリンドーム
中日松山晋也投手(24)が9回を無失点で締め20セーブ目を挙げた。チーム51試合目での20セーブ到達は5月30日の巨人マルティネスに並ぶ史上最速タイ。ただマルティネスはチーム28勝のうち20セーブ、松山は23勝のうち20セーブと依存率が高い。
井上一樹監督(53)は「これも常々言っていますけども、松山を出さずに勝つというのが一番いいんですけどね。あいつは意気に感じて『何連投でもしますよ』ぐらいの感じで投げるので助かってはいますけどね。ただ20セーブを挙げるには早すぎるかなと思いますけどね。でもこちらの心配材料は、登板過多となって…と、いうところは目を光らせたい」と、頼り切っている現状に感謝した。
松山の抑えとしての資質を問われると「『負けん気の強さ』と『俺しかおらんやろ! 』という。それから『ナヨっとしない』というところでしょうね。あと『眼力』でしょう」と、あの大きな目を見開いて投げる姿をあげた。