
<中日1-4巨人>◇30日◇バンテリンドーム
巨人ライデル・マルティネス投手(28)が6年連続となる20セーブを挙げた。
3点リードの9回に登板。先頭の板山に右前打を許すも木下を遊ゴロ併殺。最後は村松をスプリットで空振り三振に仕留め、試合を締めた。
開幕からの連続無失点も12年の山口鉄也の球団記録に並ぶ24試合まで伸ばした。絶対的守護神は「特に記録に関して特別なコメントはない。とにかくアウトをとることだけを考えている」と話した。
▼マルティネスが両リーグ最速で20セーブに到達。チーム51試合目に20セーブ到達は、17年松井裕(楽天)の54試合目を抜いて史上最速での到達となった。20セーブは中日時代の20年からこれで6年連続。連続20セーブは04~14年岩瀬(中日)の11年が最長だが、外国人投手では05~10年クルーン(横浜、巨人)の6年に並ぶ最長タイ。
▼マルティネスは今季24試合の登板でまだ失点なし。開幕からの連続試合無失点は21年平良(西武)の39試合が記録だが、巨人では12年山口がマークした球団最長の24試合に並んだ。