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【中日】井上監督「野球人生考えて」岩崎翔トレード「オリックスさんの熱意がすごくあった」


中日の井上一樹監督が、岩崎翔投手がオリックスに金銭トレードされたことについてコメントしました。オリックスからの熱意ある要請に応え、岩崎を送り出すことを決断。一方で、岩崎の野球人生の最終局面における成長を奨励し、若手選手の育成を重視する方針も強調しました。岩崎は2007年にソフトバンクに入団後、数々の成績を残し、中日では最速158キロを記録。今季は巨人戦で移籍後初勝利を挙げ、通算325試合に登板しました。

中日対巨人 選手交代を告げる井上監督(撮影・上田博志)

<中日1-4巨人>◇30日◇バンテリンドーム

中日井上一樹監督(53)が試合後、この日オリックスへ金銭トレードとなった岩崎翔投手(35)について話した。

「オリックスさんが『どうしても、どうしても』っていう熱意がすごくあったんで。で、もちろん、うちもそんな余裕なんかないですけど、ただ、やっぱりね、球団的にギブ・アンド・テイクっていうような言葉があるなら、もらいたい、もらいたいばっかりでもいけないし」と、要望に応える形だったと説明した。

「あと一番は、翔がやはり野球人生の最終コーナーに来ていて、これからもう一花っていうところに関して、翔の力をうちらもまだまだ欲しかった。手放しに出すってわけではなく、そこは『うーん』っていうふうな部分はあったんですけど…。その翔に頼らずに若い選手でいくっていう決意を自分の方でも持とうとするなら、翔の野球人生を考えたならっていうことで、僕はこの首を立てに振った」と、快く送り出した。

朝田憲祐球団本部長も「彼は力がある。1軍の大舞台で、新しいところで活躍して欲しい」と話し、交換相手で折り合いがつかず金銭となった。

◆岩崎翔(いわさき・しょう)1989年(平元)10月21日生まれ、千葉県出身。市船橋3年夏の甲子園に出場し、07年高校生ドラフト1巡目でソフトバンク入団。11年5月13日の西武戦で初勝利。17年最優秀中継ぎ投手。21年オフに中日移籍したが22年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、23年から育成契約。昨年6月に支配下復帰し、球団日本人最速の158キロを計測。今季は4月1日の巨人戦で移籍初勝利を挙げるなど、通算325試合登板(うち先発58)で31勝33敗111ホールドポイント、防御率3・56。189センチ、90キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸は2800万円。

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