
<中日4-2巨人>◇31日◇バンテリンドーム
中日井上一樹監督(53)はこの日昇格即6番・三塁でスタメン出場した石川昂弥内野手(23)に試合後、厳しい言葉で奮起を望んだ。4打数無安打2三振。2回の守備では巨人キャベッジの痛烈なライナーを捕球できず、グラブをはじく左前安打にしていた。
井上監督は「あのキャベッジのライナー。(グラブをはじいての)ヒットか。ああいうのから、やっぱり『ほらほら、ボケっとしとんな! おらあ』って、心の中で思いましたよ。なんで、まあね、今日の勝ちっていうのは、ほっとしてるのは石川昂弥かもしれませんね」と厳しかった。
三塁にはこの日代打で適時打を放った高橋周平内野手(31)らもいる。「これ(今日の試合)をどういった形で、首脳陣として、オレを含めて、どういうふうに評価するのか。他にもやっぱり今日みたいに、すごいいい仕事をしてくれた連中がライバルとすれば、そう簡単に『(三塁の定位置を)どうぞどうぞどうぞ』っていうことはないんで、その辺はまたシビアにまた決めていきたいと思います」と、結果で定位置を奪い取ることを期待した。