
レアル・マドリードは30日、リバプールのイングランド代表DFアレクサンダーアーノルド(26)の獲得を正式発表した。契約期間は今年の6月1日から31年6月30日までの6年間となっている。
Rマドリードはけが人続出続出で苦しんだDF陣の補強に早くから動き、アレクサンダーアーノルドに白羽の矢を立てた。リバプールとの契約は6月30日まで残っていたが、クラブワールドカップに参加させるために1ヶ月早く加入させる必要があり、一定の金額を支払わなければならなくなった。
スペイン紙アスによるとこの金額は当初、約90万ユーロ(約1億4400万円)だったが、最終的に約1000万ユーロ(約16億円)にまで値上がったとのことだ。さらに、6月分の給与100万ユーロ(約1億6000万円)も受け持つ必要がある。
アレクサンダーアーノルドは6歳で加入したリバプールの下部組織出身。16年10月にトップチームデビューを飾り、公式戦通算354試合に出場して23得点93アシストを記録した。その間、チャンピオンズリーグ1回の優勝を含む計9タイトルを獲得している。イングランド代表では18年からプレーし、ワールドカップに2回、欧州選手権に1回出場した。
個人では、FIFA FIFProワールドイレブンに1回、欧州チャンピオンズリーグのシーズンベストイレブンに2回、プレミアリーグのベストイレブンに3回選出され、19~20年シーズンにはプレミアリーグの最優秀若手選手に輝いた。