
右手首の打撲で2軍リハビリ中のオリックス太田椋内野手(24)は、最短での1軍復帰が厳しくなった。18日の西武9回戦(ベルーナドーム)で右手首に死球を受け、19日に大阪市内の病院で打撲と診断。最短31日の西武戦(ほっともっと神戸)で出場選手登録が可能だが、「ちょっと微妙かもしれない。厳しいんじゃないですかね」と説明した。
29日は大阪・舞洲の球団施設を訪れてランニング。「体を動かさないと気持ち悪い感じ」とトレーニングで汗を流す。すでにティー打撃を再開しているが、まだ痛みが残る。離脱までは打率3割2分3厘で首位打者を走っていただけに「悔しいですね。ずっと出ていたし、全試合出たいと思っていた」と唇をかんだ。
チームは31日からほっともっと神戸で西武2連戦。30日の全体練習には合流せず、室内打撃で復帰の最終確認を行う見込み。「僕自身は早く戻りたい」と話すが、慎重を期すことになりそうだ。