
<メッツ4-9ホワイトソックス>◇28日(日本時間29日)◇シティフィールド
昨オフにドジャース大谷翔平投手(30)を抜き史上最高額の契約を結んだメッツのフアン・ソト外野手(26)が、深刻すぎるスランプに陥り、地元ニューヨークで動揺が広がっている。
ソトは昨年オフにヤンキースからFAとなり、12月に大谷の10年総額7億ドルを抜く15年総額7億6500万ドル(約1110億円)の巨額長期契約で移籍。新天地で大きな期待を背負いシーズンに入ったが、開幕から大スランプが続いている。この日の本拠地でのホワイトソックス戦も4打数無安打に終わり、この3連戦は10打数無安打。今季はここまで打率2割2分4厘、8本塁打、25打点と振るわず、直近20試合は打率1割6分7厘、3本塁打、11打点と不振を脱する兆しなし。地元ファンからは大きなブーイングを浴びた。
どこか悪いのか?と疑問の声が上がる中、カルロス・メンドサ監督はそれを否定。試合前の会見で「視力テストもパスしている。彼は優れた打者だし、優れた選手。このチームでもフアン・ソトらしい仕事をしてくれるはず」とかばった。