
<ロッテ-オリックス>◇28日◇ZOZOマリン
ロッテの先発、種市篤暉投手(26)が5回5安打無失点、5奪三振で勝ち投手の権利をもって降板した。
4回以外は毎回走者を許す苦しいマウンドだったが、ピンチになるほど研ぎ澄まされていった。2回無死一、二塁のピンチでは、中川、若槻をフォークで連続三振に仕留めて無失点。5回1死一、二塁では、3番紅林、4番頓宮から連続三振を奪い、右こぶしを強く握った。
種市は、今季ここまで2勝3敗。14日の楽天戦(楽天モバイルパーク)は4回3失点で3敗目を喫した。その3日後の17日には右肘の張りで登録抹消された。試合前には「間が空いてしまいましたが、その間にやってきたことを試合で出せるように。チームが勝てるように頑張ります」と話していた。中13日での復帰マウンドで、しっかり結果を出した。