
<巨人1-2広島>◇27日◇富山
巨人が決定打を欠き、接戦を落とした。連勝は5で止まった。富山での一戦は4回から毎回、得点圏に走者を進めるも、キャベッジの適時打の1点のみ。阿部監督は「いい形は作れているので、あともう1本が出ていればという話なんでね。仕方ないですね」と淡々と振り返った。
約2カ月ぶりの1軍復帰で今季1軍初出場となった丸は9回に代打で登場。2死一塁から広島栗林の初球を左前にはじき返し、好機を拡大させた。「ああいう場面で使おうとは思ってたんで、さすがでしたね」と指揮官をうならせた。
先発井上は7回7安打2失点、自身プロ最多の111球の力投も今季4敗目。4回2死一、三塁からモンテロを四球で歩かせ、小園に2点適時打を浴びた。井上は「踏ん張りきれずに先制点を与えてしまった。3者凡退が少なく攻撃のリズムをつくることができなかった」と反省した。