
<レンジャーズ1-2ブルージェイズ>◇26日(日本時間27日)◇グローブライフフィールド
サイ・ヤング賞に2度輝いたレンジャーズの先発右腕ジェーコブ・デグロム(36)が、メジャー12年目で初めて三振を1つも奪えず降板した。
ブルージェイズ戦で今季11試合目の先発マウンドに上がり、5安打2失点、2四球に抑えたものの、5回1/3で81球で降板し、奪三振ゼロで2敗目(4勝)を喫した。これがメジャー229試合目の登板だった。
米データ会社「エライアス」によると、デビューから228試合連続で少なくとも1奪三振を記録したのは、1893年にマウンドとホームベースが現在の距離となってから史上10番目の長さだという。現役投手でそれを越える連続三振はフィリーズのアーロン・ノラ(277試合)とザック・ウィーラー(270試合)。史上最長は元メッツのドワイト・グッデンで、349試合を記録している。
デグロムは「その記録については知らなかったが、降板後にクラブハウスで聞いたよ。相手打線がアグレッシブに打ってきた」と話した。