
DeNAトレバー・バウアー投手(34)が、発熱と副鼻腔(びくう)炎から復活した。先発する27日の阪神戦(倉敷)へ向けて26日、球団施設DOCKで調整。「体調は劇的に良くなってきています。抗生物質がよく効いていて、体調も睡眠も改善しました。そのおかげで気分もよくなり、回復も早く、体全体の感覚も良くなっています。まだ完全に治ったわけではありませんが、今ではほとんど問題ないレベルです」と回復を強調した。
前回登板の21日中日戦(横浜)では6回7安打4失点と精彩を欠いた。試合後には副鼻腔(びくう)炎で睡眠不足が続き、「昨晩は発熱で寝ることができなかった。とはいえそれを理由に欠場するわけにはいかないので、頑張って今日は登板させていただきました」と前夜に発熱症状で断続的に4時間ほどしか寝られなかったことを明かしていた。
来日2度目の地方球場での登板となる。前回は23年5月9日巨人戦(新潟)で6回7失点で来日初黒星を喫したが、「いろいろなスタジアム、マウンド、高地など、世界中のさまざまな環境で投げてきたので、どんな状況にも適応できます。不安はありません。遊びに出かける予定もないですし、しっかり食べて、寝て、回復して、投げる。その繰り返しです」と慣れないマウンドでの適応力にも、自信をのぞかせた。