starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【阪神】3季ぶり回またぎの湯浅京己が2戦連続白星 同じ難病経験の中日福も登板「感慨深い」


阪神タイガースの湯浅京己投手が中日戦での2回またぎの登板を成功させ、2試合連続で勝利投手となった。過去に胸椎黄色靱帯骨化症という国指定難病を患っていた湯浅は、今回の試合では7回と8回を無失点で切り抜けた。彼は、同様の手術を受けた中日の福と同じ試合で登板し、「感慨深い」と述べ、リハビリ期間中に受けたアドバイスに感謝の意を表した。併せて、監督の藤川は湯浅の体調と球数を勘案し、彼の続投を決断したことを称賛した。連日のリリーフ陣の活躍がチームを支えている。

中日対阪神 8回裏中日2死一、二塁、カリステを右飛に打ち取り拳を掲げる湯浅(撮影・藤尾明華)

<中日1-5阪神>◇25日◇バンテリンドーム

997日ぶり白星の次は2日ぶりの白星! 阪神湯浅京己投手(25)が国指定難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」から復帰後初の回またぎをまっとうし、登板2試合連続で勝利投手となった。

「伊原がすごくいい投球をしてくれていたので、なんとかいい流れを持ってこようと頑張りました」

敵地中日戦。6回1失点と試合を作った伊原の後を受け、1-1の7回に2番手で登板した。前日24日はベンチ外で休養十分。11球で3者凡退に仕留めると、8回もマウンドに向かった。3季ぶりの回またぎ。1死二塁のピンチを招くも無失点で切り抜け「問題なく0点で抑えられたのでよかった」。直後の9回の攻撃で味方打線が4点を勝ち越し。復活星の23日同戦に続き、再び白星が転がり込んだ。

この日は22年に同病を患い、同じ執刀医から手術を受けた中日福も登板。「感慨深いものがあった。1軍の舞台で一緒の試合に投げられてうれしい」。リハビリ中にアドバイスを受け、この日の練習前も会話。「(DeNA)三嶋さんも(ロッテ)岩下さんもみんな1軍でやれたら勇気をもらえる人がいる。自分がそうやってリハビリとか頑張れた。そういう存在になれたら」と力を込めた。

藤川監督は状態、球数を考え、本人と話して続投を決断。「迷いはなかった。良かった」と右腕をたたえた。23日は石井、24日は岩貞と中継ぎ投手が3試合連続で回またぎ。救援陣の踏ん張りがチームを支えている。【塚本光】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.