
<ソフトバンク-オリックス>◇25日◇平和リース
オリックスがついに天敵を攻略した。今季2戦2敗、通算でも22勝(8敗)を献上していたソフトバンク上沢から9得点。打線が鹿児島の地でつながった。
西川龍馬外野手(30)が史上322人目の通算1000安打を先制2号2ランで決めた。初回、無死一塁からソフトバンク上沢の初球、148キロ内角低めの直球を右翼席へ運んだ。ベンチに戻ると記念のボードが手渡された。
先発の曽谷龍平投手(24)は2回までに5失点。それでも諦めなかった。3点を追う3回、廣岡大志内野手(28)と西川の2連打で1死二、三塁の好機を演出。4番頓宮裕真捕手(28)の中前適時打と6番杉本裕太郎外野手(34)の右翼線への2点適時二塁打で5-5の同点とした。7番中川圭太内野手(29)の左犠飛で勝ち越しに成功。さらに5回には森友哉捕手(29)が右越え適時二塁打を放ち、7点目。上沢を降板に追い込んだ。さらに杉本が2番手大山から左翼へ5号3ラン。10-5と突き放した。