
<イースタン・リーグ:DeNA3×-2ヤクルト>◇25日◇平塚
恐るべき高卒ルーキーだ。DeNAドラフト5位の田内真翔内野手(18)が自身初のサヨナラ打で試合を決めた。
本職の遊撃ではなく三塁でスタメン出場。同点の9回1死一、二塁、ヤクルト丸山翔の低めフォークをすくい上げた。前進守備の外野を越えるサヨナラ適時打。慣れない様子でガッツポーズを見せ、ナインから頭をポンポンとたたかれる手荒い祝福を受けてあどけない笑顔で喜んだ。
4回にはヤクルト先発のドラ1右腕・中村優斗投手(22)から右中間への三塁打を放ち、先制のホームを踏んだ。
おかやま山陽から入団。3月の早生まれの高卒ルーキーながら、コンスタントにイースタン・リーグで出場を重ねており、25試合で打率2割3分。パンチ力のある打撃で高い潜在能力を見せ続けている。