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【日本ハム】仙台で“いくえい郡司”降臨 決勝弾&先発金村尚真を好リードで完封「感慨深い」


23日の試合で、日本ハムの郡司裕也捕手が楽天に対して決勝の3号ソロホームランを放ち、チームの勝利に貢献しました。仙台育英出身の郡司は、楽天モバイルパークを第2の故郷と呼び、高校時代以来の同球場でのホームランを感慨深く振り返りました。彼のリードで先発の金村投手が完封勝利し、チームは首位を維持。新庄監督から『打率はあまり見るな』というアドバイスを受け、彼は打率よりもインパクト重視の姿勢で臨み、試合を決定付けました。攻守において輝きを放ち、頼もしい存在感を示しました。

楽天対日本ハム ヒーローインタビューを終え写真に納まる日本ハム郡司(撮影・垰建太)

<楽天0-1日本ハム>◇23日◇楽天モバイルパーク

第2の故郷で、強打の捕手“いくえい郡司”がよみがえった。日本ハム郡司裕也捕手(27)が2回に決勝の先制3号ソロを放った。楽天モバイルパークにほど近い仙台育英出身の「4番捕手」は、今季初めてバッテリーを組んだ金村を好リードして、自ら挙げた虎の子の1点も死守。攻守で輝き、チームの首位キープに貢献した。

   ◇   ◇   ◇

郡司は平然と言った。「4番の顔です」。2回先頭で、楽天早川の初球をフルスイングした。打球は左翼ポール際へ飛び込んだ。先制の3号ソロ。やや静まり返った相手本拠地のダイヤモンドをゆっくりと1周した。「なかなか打てない中での4番起用だったので、意気に感じて、ホームラン狙ってました」。かつて、仙台の地で躍動した“いくえい郡司”を降臨させて、一振りで試合を決めた。

10年前は、楽天モバイルパークから徒歩圏内にある仙台育英の生徒だった。地元の千葉から高校野球の名門に飛び込んで、3年間を過ごした。もちろん同球場でもプレー経験があったが、「この球場では高校時代以来のホームランになった。第2の地元だと思ってるので、ほんと感慨深い」。終わってみれば、決勝アーチ。最高の一振りで、第2の故郷に錦を飾った。

高校当時を思い出すように、監督の指示を忠実に守った。打席に入る前には、球場のビジョンに映しだされた打率2割1分5厘は目にも入れなかった。「ボス(新庄監督)からは『打率はあんまり見るな』って言われてるので」。アベレージよりインパクト。「見ません。打率じゃないです」と返答し、指揮官の現役時代をほうふつとさせる勝負強さを発揮した。

捕手としても先発金村を今季3度目の完封勝利に導く好リード。「今日は僕より金村が大ヒーローだと思う。ほんとに素晴らしいピッチングをしてくれた。僕を引っ張ってくれました」と後輩右腕を立てられるところも頼もしい。仙台で復活した堅守強打の4番捕手“いくえい郡司”が攻守で活躍し、チームは首位をがっちりと守った。

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