starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「明日勝てればいいよ」青学大“負けを怖がらない野球”で、前だけ向いて戦い17度目リーグV


23日に行われた東都大学野球の試合で、青山学院大学(青学大)は国学院大学に6-1で勝利し、5連覇を達成しました。これにより、青学大はリーグ優勝回数を17回に伸ばし、史上4校目となる5連覇を成し遂げました。試合では先発のバデルナ・フェルガス投手が5回無失点に抑え、その後をリリーフの鈴木泰成投手がしっかりと抑えました。青学大は次に全日本大学選手権に出場し、3連覇を目指します。チームの安藤寧則監督は、一致団結し最後には1点勝てばいいとチームを鼓舞しました。今シーズンの青学大は負けを恐れない姿勢が功を奏し、プレッシャーをはねのける力強いパフォーマンスを見せました。

国学院大対青学大 6回から登板した青学大・鈴木(撮影・柴田隆二)

<東都大学野球:青学大6-1国学院大>◇第5週第2日◇23日◇神宮

青学大が勝ち点5の完全優勝で、史上4校目の5連覇を達成した。リーグ優勝は17度目。先発のバデルナ・フェルガス投手(4年=日本航空)が5回無失点で試合を作り、鈴木泰成投手(3年=東海大菅生)につなぐ必勝リレーで、国学院大を封じた。青学大は3連覇を懸けて、6月9日開幕の全日本大学選手権に出場する。亜大は日大に勝利し1勝1敗とし、東洋大は中大に連勝で勝ち点を挙げ、東洋大3位、中大4位が確定した。

   ◇   ◇   ◇

最後はリリーフエースの鈴木が自分らしく投げきった。6回から上がると真っすぐで押し、フォークでアウトを重ね、9回は2者連続三振で優勝を決めた。「ホッとしています」。おとなしい性格で、見た目はクール。心の中は「絶対に打たれない自信はある」という熱い男の笑みが弾けた。

勝ち続けるチームに、メンタルの強さが加わった。今季は10勝3敗。5カード中、3カードが3戦目にもつれ込みながらも確実に勝ち点をつかんだ。“勝たなければいけないプレッシャー”ではなく、“負けを怖がらない野球”があった。敗戦後のバスの中では「明日勝てればいいよ」と元気な声が飛び、すぐに気持ちを切り替えた。藤原夏暉内野手(4年=大阪桐蔭)は「今年も『大学4冠』と言われているけど、僕は一戦に対する重みが落ちるような感じがする。どんなときも一戦必勝。負けないチームにしたかった」。前だけを向いて戦った。

安藤寧則監督(48)はいつも「一枚岩」という言葉で鼓舞し続けた。最後に1点勝っていればいい。苦しくとも、勝ちへの執念が詰まった今季。エースの中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)は「僕たちの代も、4冠に向けて始動した」と力を込めた。次は史上初の大学日本選手権3連覇だ。【保坂淑子】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.