
阪神大竹耕太郎投手(29)が24日の中日戦(バンテリンドーム)に先発する。ここまで2試合に投げて1勝1敗。23日、同ドームで最終調整した左腕は「結構、打線が活発な印象。なんとなく投げてしまうような球をできるだけ減らしたい。しっかりバッター見ながら投げていければ」と投球プランを描いた。
球界きっての頭脳派は、体調に関する自らの考えにも触れた。
「体調は別に万全ではないですけど、果たして100点の体調なら結果が出るかと言われたら、どうか。体調が良かろうが悪かろうが、イコール結果にはならないと(阪神に移籍した)この2年で感じました。体のことに関してはゲーム中はもう諦める。改善していくのは難しい。今日はこの体で、という感覚でやっている。『鋼の錬金術師』のような。その体に魂が入ってます、みたいな感覚ですかね」
人気漫画になぞらえて、安定したパフォーマンスを出せる秘密の一端を明かした。