
巨人山崎伊織投手(26)が「月間JERA セ・リーグAWARD 2025」3、4月度の月間大賞に選出され、表彰式が23日、東京ドームで行われた。
同賞は23年から創設された。球団では23年8月の岡本、24年9、10月の戸郷に続き3人目の受賞。初受賞となった山崎は「無失点だったので選んでいただけるかなと思いましたけど」と笑いを取りつつも「月間MVPと両方取れて。また頑張ろうと思います」と話した。
3、4月は5試合に登板して4勝0敗、防御率0・00。開幕から35イニング連続無失点のセ・リーグ記録も樹立するなど記録的な成績を残した。「もっと成長して、(チームの)優勝のに貢献できるように、これからも頑張っていきたいと思います」と気を引き締めた。
球団OBで同賞の選考委員でもある高橋由伸氏(50)も表彰式に出席した。高橋氏は山崎の活躍について「我々選考委員の中でも非常に評価が高くて全員が評価してましたし。チームを引っ張ってくれて頼もしく見えます」と称賛した上で「チームの勝ちはもちろんですけど、個人的に何かタイトルを獲るぐらいの活躍をしてくれたらいいなと思います」とエールを送った。
同アワードはセ・リーグ公式戦全375試合(交流戦除く)で、公式記録員が独自の視点で勝利に貢献した選手をノミネート。月間単位でチーム別に集計し、最多回数選手をチーム代表として6人選出する。6球団レジェンドOBがセ・リーグ公式配信番組「JERA セ・リーグ レジェンド LIVE」にて、月間大賞選手を1人選出する。また月間総ノミネート数をもとに1人の年間対象選手を選ぶ。表彰選手には株式会社JERAより賞金が進呈される。
選考を担う6球団レジェンドOBは巨人OB高橋由伸氏、ヤクルトOB宮本慎也氏(日刊スポーツ評論家)、DeNAOB佐々木主浩氏(日刊スポーツ評論家)、中日OB川上憲伸氏、阪神OB鳥谷敬氏(日刊スポーツ評論家)、広島OB前田智徳氏の6人となっている。