
日本野球機構(NPB)は9日、3・4月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表した。
セ・リーグの投手部門は巨人山崎伊織投手(26)、打者部門は巨人岡本和真内野手(28)が受賞。山崎は2度目、岡本は4度目の受賞となった。
パ・リーグ投手部門は西武の隅田知一郎投手(25)、打者部門はオリックス太田椋内野手(24)が受賞し、ともに初受賞。
山崎は3、4月は5試合に登板して4勝0敗、防御率0・00。開幕から36イニング連続無失点のセ・リーグ記録も樹立した。岡本は27試合に出場して打率3割4厘、7本塁打、23打点。現在は「左肘の靱帯(じんたい)損傷」離脱中だが、4番としてチームを引っ張った。
隅田は4月の4試合に先発登板し、4勝0敗、防御率0・58をマーク。太田は4月終了時点で打率4割1分1厘と12球団トップ。さらに44安打、得点圏打率4割8分でもリーグトップをマークした。4月に39安打を放ち、球団右打者では84年4月のブーマー、03年9月の谷佳知の月間最多安打に並んだ。