
<阪神-巨人>◇22日◇甲子園
阪神は延長11回の末に敗れた。
1点を追う最後の攻撃は巨人の守護神ライデル・マルティネス(28)から2死満塁まで攻めたが、3連続代打となった梅野隆太郎捕手(33)が二ゴロに倒れてゲームセットを迎えた。
残っていた野手は栄枝裕貴捕手(27)だけ。まさに総力戦だった。
もし同点になっていたら、延長12回表の守備はどうなっていただろうか。
梅野はそのまま捕手へ。外野は両翼がベンチに下がったため、遊撃で先発していた高寺望夢(22)が左翼に移り、代打で出た豊田寛(28)が右翼か。
遊撃には中野拓夢(28)が久しぶりに二塁から回ることが濃厚。二塁は代打で出た渡辺諒(30)が守ることができる。
キャンプから藤川球児監督(44)は選手に複数ポジションを練習させてきた。そのおかげで、今回も無理なく、シフトを組める可能性があった。